計算

関数

randとかmidicpsというのは関数だろう。
(Operatorsヘルプによると単項演算子二項演算子という言い方なんだが)
関数とは、ある数をくれてやると、計算した結果を返してくれるというやつ。

60.midicps.postln;

関数のふるまいを手っ取り早く見るにはpostlnで文字を出力。
(postは改行なし、postlnは改行つき)
これをCtrl+Enterしますと、Post Windowに

261.6255653006
261.6255653006

大事なことだから二度言うのか知りませんが、60.midicpsの答えが出た。
ちなみに、

60.midicps.postln;
midicps(60).postln;
postln(midicps(60));

どう書いても同じ意味で通じる。
総じてこういう文法なのだが、これを便利と言うのかわかりません。
さて、midicpsというのは「midiノートナンバーを周波数に変換」する関数。
midiノートナンバーって何だ?
うーむいきなり例が悪かった。簡単に言うと、この数字はピアノの鍵盤みたいなもので、60は確か中央のド。59はその隣のシ。
ということはこの人によれば、中央のドとは261.6255653006Hzである。勉強になります。

10.rand.postln;

randは乱数だから毎回違う数字をデタラメに返す。
この場合、10までではなく、0〜9の整数。

10.0.rand.postln;

こうすると小数を返すようになる。
他にも関数いろいろ多数。詳しくは各ヘルプを見よ(丸投げ)。

計算の順序

(2+2/2).postln;
(2+(2/2)).postln;

上と下で答えが違います。えー
掛け算や割り算を足し算や引き算に優先させるという考えがないらしいので、カッコで計算順序を明示してやらねばならない。
しかし左から順に淡々と計算するということでは、時々便利な場合もあります。