導入

SuperColliderは、音響合成用プログラミング環境および言語である。

何でも、プログラミングで音が作れるもののようです。
なんだそれはー
ではやってみますか。
筆者はWindowsなのでそれ用のをもらってきます。→sourceforge
以後これに従って書くが、コードのたぐい(sc言語)はWinもMacもないと思われ。

インストール

とりあえず安定版でPsyCollider-3.2.zipというのをもらってきたよ。
Windowsだと3.3以降SuperColliderとなるようですが、なぜかは知らん。
ともかく無償で使わしてくれるみたいです。素晴らしいですね。
適当な場所に展開してsetup.exeというのを起動した。
C:\Program Files\PsyColliderにインストールされました。簡単ですね。

起動

PsyColliderフォルダに行ってみますと、Psycollider.exeという赤と白のアイコンがあります。
うーむこの微妙なデザインは
Psycollider.exeを起動します。Post Windowとlocalhost serverというふたつの箱が出てきました。
Post Windowにはずらずら文字が並び、大変におっかないですが気にしない。

やってみる

とりあえずサンプルを見てみようということで、examplesフォルダに行ってrtfファイルを開いた。すると

Sorry, still no RTF support, wxRichTextControl does not yet support reading RTF files...

いきなりrtfファイルには対応してないですってよ。初手からつまづいた。
いつかまとめてファイル形式を変換する必要を感じるが今はしない。

音が出ます

んががが。見るところを間違えてましたよ。
さっきのサイトに書いてあったようにWin32Tests.scを開きました。本体(Psycollider.exe)と同じ場所にある。

// place the cursor in the line below and press [Ctrl+Enter]

カーソルを下の行に持っていってCtrl+Enterせよ、とのことのようですよ。

{ SinOsc.ar(LFNoise0.kr([8, 12], 200, [300, 400]), 0, 0.1) }.play;

何が書いてあるのだかさっぱりですが、やってみます。
Post Windowが何か言ってきた。

WARNING:
server 'localhost' not running.
nil

あー、localhostね。はいはい
localhostって何だ?
ふと見やればlocalhost serverというもうひとつの箱あり。
これに「Boot」という、誠にあやしいボタンがございますので、押してみます。
Post Windowにずらずら出てきて震え上がりますが、オーディオデバイスが起動したようです。
最初にこれをやれということね。
もう一度さっきの行でCtrl+Enterする。
うおー音が出た!
しかも怪しい!
何事も、ツカミというのは重要です。
いかにもコンピュータというピコピコ音が鳴ったので大満足して寝ます。